オーバーナイト法でベーグル作り

こんばんは、ACです。

わたしには定期的に、なんとなくパンを作って食べたい日が訪れます。

ただ、いざ作ろうとすると、最低でも2時間ほどかかるため、パン欲が相当高まらないと作りませんでした。

そこで、手軽にパンを作れないかと、『🔎簡単朝食パン』と怠惰な検索をかけていたところ、

夜仕込んで、朝焼くだけ! 『オーバーナイト法』

という情報に出会いました。

これなら作る時間も短くなり、パン作りのハードルが下がるのでは?と思い、早速調べて作ってみました。

パン製法の種類

パン製法は細かく分類すると、20種類ほどあるようです。今回は様々なサイトで紹介されている、代表的な製法についてご紹介します。

家庭用のレシピ本で主に紹介されているのは「ストレート法」という製法です。

『ストレート法』

小麦粉、イースト、砂糖、塩、水などの全ての材料を最初に混ぜ合わせて、生地を作り、発酵、焼成まで行う方法。パンの風味が出やすい。

次にパン屋さんでよく使われる方法が、湯種法になります。

『湯種法』

小麦粉を熱湯中でこね、一晩寝かせて小麦粉中の澱粉を糊化させたものを、パン生地に加える方法。通常のパンよりも、しっとり、モチモチの食感になり、甘味や旨味が増す。

次に、市販のパンなどは中種法で作られることが多いそうです。

『中種法』

二回に分けて生地を作る製法。小麦粉の一部を先に発酵、熟成させてから、残りの材料と合わせて生地を作る方法。熟成が進んでいるため、柔らかい仕上がりになる。

そして最後にオーバーナイト法は、小麦の味を活かし、長期間美味しい状態を保つことができる製法です。

『オーバーナイト法』

作った生地を、冷蔵庫で一晩発酵させ、翌日焼成する方法。低温発酵とも呼ばれ、発酵が緩やかに進むため時間の調整が可能。小麦の味が引き立ち、パンの老化が遅い。

今回は、オーバーナイト法で早速ベーグルを作ってみました。

作り方

材料

材料は下の表の通り。

材料 ベーグル4個

強力粉250g
砂糖10g
3g
ドライイースト1.5g
150g(室温)
サラダ油15g
ナッツ類適量(具に使用)

ドライイーストの量が、通常よりも少ないことが特徴です。

仕込み −夜−

  1. 強力粉、砂糖、塩をボウルに入れる。
  2. ドライイーストを塩からから離れた場所に入れ、水を加えてゴムベラで混ぜる。
  3. ある程度まとまったら、生地のムラがなくなるまでこねる。(約5分)
  4. 生地を四等分にし、10cm×15cm程度に生地を伸ばし、ナッツなど具材を包む。
  5. ベーグル状に成形し、ボウルに戻し、ラップをして冷蔵庫で一晩発酵させる。
手順3 こね終わり目安
手順4 ナッツを乗せて、二つ折りで包んだ後、棒状に成形する

仕上げ −朝−

  1. 冷蔵庫から生地を取り出し、沸騰寸前のお湯で表裏1分ずつ茹でる。オーブンを220℃に予熱する。
  2. 茹でたベーグルをオーブンシートの上に乗せ、220℃ 15分焼成する。
  3. 少し冷まして完成!
手順1 冷蔵庫から出した直後。少しふっくらしている。

完成

完成!

無事完成しました。

予想よりも生地がしっかりしていて、ボリューム感のあるベーグルになりましたが、美味しくできました。

感想

オーバーナイト法を初めて試してみましたが、作業時間が夜と朝それぞれ30分程度で済むことと、寝ている間に発酵が終わるので、とても楽でした。パン作りのハードルは下がると感じました。

今回のレシピでは、翌朝の作業がほとんどありませんでしたが、二次発酵が行うレシピもあったので、色々試してみるのも面白そうでした。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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