シリカゲルでドライフラワー作り

こんにちは、ACです。

春から夏は様々な花が咲く季節ですね。

可愛らしいお花をそのままの形で残せたら…と考える人も多いのではないでしょうか。

今回はネットで調べた中で、自宅でも比較的綺麗に出来そうなシリカゲル」を使ったドライフラワー作りに挑戦してみました。

実際の作業から完成までの一連の流れを紹介していますので、シリカゲル法を試してみたい方のご参考になれば幸いです。

それでは早速始めていきましょう。

ドライフラワーの作り方は4種類

ドライフラワーの作り方は、シリカゲル法を含め4種類あります。

それぞれの方法にメリットデメリットがあるため、ポイントをおさえていきましょう。

シリカゲル法

お菓子や、食品乾燥剤としてよく目にする乾燥剤(シリカゲル)の中に花を入れ、1〜2週間乾燥させる方法。花の色や形がそのまま残る反面、湿気に弱く、完成したドライフラワーがもろくなる傾向があります。

ハンギング法

Unsplashfeeyが撮影した写真

花を密集しない程度で束ね、根本を麻紐などで結び逆さにして吊るし1〜2週間乾燥させる方法。簡単に作成でき、乾燥後そのままインテイリアとして楽しめます。一方で、乾燥させる室内の湿度や、花の鮮度による影響が出やすいため、注意が必要です。

ドライインウォーター法

UnsplashJames Cousinsが撮影した写真

花瓶に3〜5cm程度水を入れ、水分を徐々に蒸発させ乾燥させる方法。かすみ草や紫陽花などの水分の少ない花に向いており、自然な風合いに仕上がります。ゆっくり乾燥させるため、時間がかかります。

グリセリン処理法

UnsplashJazmin Quaynorが撮影した写真

容器にグリセリンと熱湯を1:3で割った溶液を入れ、その中にドライしたいものを入れる方法。同じくグリセリンと熱湯を1:3で割った溶液を花瓶に入れ、一週間ほど花に吸わせる方法もあります。花の形を残したい場合や、葉、木の実をドライしたい時に向いています。都度グリセリン購入費用がかかります。

シリカゲルでドライフラワー作りに挑戦

材料

  • シリカゲル (100円ショップ、ホームセンター、ネットで購入可能)
  • 密閉容器 (ジップロックのコンテナタイプのものなど。密閉できればなんでもOK)
  • ザル (専用で購入する方が望ましい。100円ショップ等で売っているものでOK)
  • ボウル (専用で購入する方が望ましい。100円ショップ等で売っているものでOK)

採取

花や葉の採取は、よく晴れた日に行います。また可能であれば、前日も晴れた日の方が花の水分が少なくドライにしやすいです。

今回はマーガレットが綺麗に咲いていたので、マーガレットを採取しました

採取した花は、ドライフラワーにした後の用途にもよりますが、私は花だけを使用したかったので、

がくの下で切り落としました。

シリカゲルで乾燥

シリカゲルは、ホームセンターなどで販売されているものを使用しました。

100円ショップなどでも販売されています。

シリカゲルは、フライパンや電子レンジなどで水分を飛ばせば、何度でも使用できます。

使用するときは、シリカゲルの粒子が非常に細かく舞い散りやすいので、

ビニール手袋、マスクなどを着用し、作業する場所に新聞紙などを敷くことが望ましいです。

密閉できるタッパなどにシリカゲルを1/3ほど入れ、その上に花を上向きに乗せます。

この時、花びら同士が重ならないようにします。

乗せ終わったら、容器の8分目までシリカゲルを入れ、1〜2週間ほど直射日光の当たらない涼しい場所に置いておきます。私は、念の為2週間乾燥させました。

完成

2週間経過したものを、取り出してみました。

花を取り出す際は、ボウルとザルをセットし、その上に容器の中身を全て入れてシリカゲルを落とすことで、花に負担をかけず綺麗なまま回収できます。

またシリカゲルを振り落とす時、シリカゲルの細かい粒子が舞うので、換気のよいところで取り扱うことをおすすめします。(できればマスク、ビニール手袋を着用し、新聞紙などを敷いておきます。)

ドラフラワーが完成しました!

花びらに少しシワが入っていたり、中心の色が茶色っぽくなりましたが、全体的に見ると綺麗にドライにできたと思います。

完成したドライフラワーは、私の場合、密閉容器にシリカゲルを入れて保管しています。

まとめ

シリカゲルを使用すると、花びらに少しシワが入ったり、色が少し変化しましたが、花の形がそのまま残り、綺麗に乾燥させることができました。

シリカゲルを取り扱うときは、かなり粒子が舞いやすいため、換気やマスクが必要だと感じました。

おまけ

作成したドライマーガレットに、レジンを塗ってヘアピンにしてみました。

レジンでコーティングすると、花びらのシワや、色があまり気にならなくなるのでオススメです。

ここまでご覧頂きありがとうございました!

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